結婚してから既に10年以上の年月が経ち、そろそろマイホーム購入に向けての具体的な準備をしなければならないと思っていました。私たち夫婦は、結婚以来アパート住まいをしてきましたが、子供も生まれ手狭に感じるようになったのも事実です。そして、義理の両親も「そろそろ、マイホームを持った方が良い」という意味合いの言葉を述べるようになってきました。義理の両親は、戸建て住宅を持っており、もちろん住宅ローンも終わっています。当初は、義理の両親の家屋をリフォームして、二世帯で住むことも検討してきましたが、私自身に抵抗がありました。やはり、二世帯住宅ともなれば、キッチンも義母と共用になりますので、色々気を使わなければいけません。また、料理でも子供用の味付けと年寄り向けの味付けは当然ながら大きく異なります。実は、義理の両親の家屋も経年劣化のために建て替えを検討していました。


義父の知り合いの不動産業者の計らいもあり、義理の両親の住まいからさほど遠くないところに、広めの土地を見つけることができました。その場所はとても理想的であり、私の勤める会社のみならず、主人や義父の勤める会社からも程近い場所に位置しているのです。家族会議の結果、その土地を購入して、そこに二つの一戸建て住宅を造ることにしました。後々のことも考えて、義理の両親に甘えることはせずに、きっちりと資金は払うようにしました。これなら、義理の両親との距離が近くなりますが、キッチンはもとより、トイレや風呂なども別々のため過度の気遣いは不要です。
いざ、念願のマイホームでの生活をスタートさせてみると、色々とメリットがあることがわかりました。義母は仕事をしていないこともあり、子供たちの面倒をみてもらう機会が増えました。アパート住まいの時には子供たちにカギを渡しており、子供たちが自分でカギをあけることも少なくありませんでした。でも、今は義母が隣に住んでいるから安心です。お腹を空かして帰る子供たちにオヤツをあげてくれます。